臨床研修

ハート歯科の研修

基本治療の完成を主眼とし、併せて、インプラント治療、矯正治療、美容治療、訪問診療等、将来的に必要となり得る治療への参加機会も設けております。

技術習得の方法

初めに、安全な器具の取り回しと患者様にご安心いただける言動を習得していただきます。これらは、諸検査、説明、スケーリングによって達成します。歯科医師として患者様と接する経験は、座学や見学とは比較にならない情報と問題点を与えてくれることでしょう。

次に、患者様に不利益の少ない処置を行っていただきます。この過程においては「患者様を実験台としない」ように、シミュレーターを使用した治療方法の指導や同症例の見学によって医療安全を確保しております。

これらの過程概ね3ヶ月を経て、担当する患者様の1口腔1単位の治療を開始していただきます。

習得していただけること

修復

臼歯部複雑窩洞のレジン充填技術を習得していただきます。レジン充填は歯科医師の能力が顕著に現れる治療です。将来的に自費診療のバリエーションとしてご活用いただけると思います。

歯内療法

感染歯質の除去と緻密な根管充填を短時間で行う手技を習得していただきます。これは患者様と歯科医師の双方にとって必須の技術です。マイクロスコープとCTの有用性についてもお知りいただくことができます。

補綴

形成からCAD/CAM冠製作・装着までの過程をしていただくことで、補綴治療の全体像を把握し適切な形成技術とCAD/CAMの取り扱いを習得していただきます。

欠損補綴

欠損補綴の治療選択肢を患者様にご説明し、その方にとって最良の治療をご提案し治療していただきます。指導歯科医とともにインプラント治療をしていただくこともできます。

外科

痛みと腫れを発生させない埋伏歯抜歯技術を習得し、理論的な手技にはダウンタイムがないことをご経験いただきます。

訪問診療

自身が行った治療の責任を最後まで持つという観点においても習得すべき診療です。指導歯科医とともに治療参加していただくことができます。

全身管理/救命救急蘇生

治療中の患者様の急変に対処できるよう、全身管理のエッセンス、救命救急の準備と処置アルゴリズム、心肺蘇生技術を習得していただきます。

矯正

診断と治療計画立案をしていただきます。唇側弧線装置、舌側弧線装置、インビザラインによる矯正治療に参加していただくことができます。

美容治療

疾患に対する医療アートメイク、咬合性外傷へのボツリヌストキシン治療、歯科疾患に起因する顔貌老化の回復治療等に参加していただくことができます。

研修中の処遇について

月給22万円、各種保険完備、研修のために伊勢原市に転居される方には家賃手当3万円を別途支給、勤務日は2日出勤1日休日の3日サイクルで年間230日、勤務時間は8:00-17:00、GW・夏季・年末年始に長期休暇計21日等、研修に注力していただける環境を整えております。

研修終了後の当法人への就職について

当施設で研修を修了された先生方におかれましては、当法人就職採用試験を免除いたします。入職後の月給の最低保証額は、研修修了後1年目40万円、2年目45万円、3年目50万円、歩合25%です。

研修終了後の先生方の進路について

約95%の先生方が当法人に就職され、その後3年以内に約90%の先生方がご開業されました。これは喜ばしい指導結果ですが、先生方に10年20年とご活躍いただける施設で在りたいとも考えております。

施設と設備について

本サイト/施設と設備項に記載の通り充実した環境にあるかと存じますが、特記すべきは、救命救急処置のための医療チームと設備を完備して定期的なトレーニングをしていること、クラスB滅菌器を採用していること等、患者様の安全をお守りするための医療モラルを大切にしていることです。

指導歯科医について

患者様の幸せと研修歯科医の先生方の幸せは常にイコールで結ばれていますので、研修歯科医の先生方に「当施設で研修をして良かった」と思っていただけるような指導を心掛けております。

同時に、厚生労働省から数少ない単独型臨床研修施設の指定を受ける施設の使命として、歯科医療の未来を託すことができる医療モラルを持った歯科医師を育成すべく、先ず私自身を律し、正しい言動と医療結果を示して参ります。

理事長 添田博充/医療法人社団添田グループ
1993 歯科医師(厚生労働省)
1997 医学博士(東京医科歯科大学)
2006 歯科医師臨床研修指導歯科医(厚生労働省)
2022 日本口腔インプラント学会専門医

▼臨床研修プログラム
▼研修歯科医募集要項


臨床研修プログラム

1 臨床研修プログラムの名称

医療法人社団添田グループ管理型臨床研修プログラム

2 研修管理委員会の名称

医療法人社団添田グループ 臨床研修管理委員会

3 研修歯科医定員

単独型 2名
管理型 1名

4 研修期間

研修開始年4月1日から翌年3月31日までの1年間

5 研修施設

1)単独型臨床研修施設(12ヶ月)
医療法人社団添田グループ

1)管理型臨床研修施設(11ヶ月以上)
医療法人社団添田グループ

3)協力型(Ⅱ)臨床研修施設(下記のうち1病院にて5日) 
海老名総合病院 藤沢市民病院 町田市民病院

6 処遇

職名
研修歯科医(常勤)

給与

基本給 150,000円/月
基本手当12,000円/月
皆勤手当8,000円/月
研修歯科医手当50,000円/月
(1次採用試験正解率80%以上)
30,000円/月
(1次採用試験正解率60-79%、2次採用試験正解率80%以上)
0円/月
(上記以外)
住宅手当50,000円/月
(通勤時間2時間以上の者が就職後伊勢原市に住む場合に支給)
能力手当自身で行った診療報酬の25%-250,000円/月
交通費全額支給(公共交通機関運賃を基本とし上限を20,000円/月とする。)
保険歯科医師国民健康保険加入
厚生年金加入
雇用保険加入
労働災害保険加入
歯科医師賠償責任保険
勤務日 年間230日(診療日に従う)
勤務時間8:00-12:00 13:00-17:00
休日 年間135日(休診日に従う)
有給休暇 10日/年(3ヶ月前に書面にて申請、ただし、勤続6か月目より)
学会出席 当施設が認める会に限り、有給休暇扱いとし参加費を支給する。
(認める会とは、原則として、非営利目的の団体が主催し、
講師のインパクトファクターの累積点が100以上の会)
健康診断年1回
白衣等 白衣2枚/年、手術着2枚/年を支給

*詳細は採用情報/就労規則をご覧ください。

7 参加施設の概要

単独型/管理型臨床研修施設

施設名医療法人社団添田グループ
所在地〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24
臨床研修施設長添田博充(研修管理委員会委員長)
研修プログラム責任者添田博充
指導歯科医添田博充 橋本知永子
事務部門の責任者野田ゆみ

研修協力施設1

施設名海老名総合病院
所在地〒243-0433神奈川県海老名市河原口1320
臨床研修施設長 服部智任
研修実施責任者石井良昌
指導歯科医石井良昌
事務部門の責任者島愛理香
研修期間5日
研修内容入院症例および全身管理の実施研修

研修協力施設2

施設名町田市民病院
所在地〒194-0023東京都町田市旭町2-15-41
臨床研修施設長町田市長 石坂丈一
研修実施責任者小笠原健文
指導歯科医小笠原健文
事務部門の責任者白石太一
研修期間5日
研修内容入院症例および全身管理の実施研修

研修協力施設3

施設名藤沢市民病院
所在地〒251-8550神奈川県藤沢市藤沢2-6-1
臨床研修施設長藤沢市長 鈴木恒夫
研修実施責任者岡本喜之
指導歯科医岡本喜之
事務部門の責任者高橋伸明
研修期間5日
研修内容入院症例および全身管理の実施研修

8 指導方針

医療の本質は、個人とその周りの人達が病による苦しみから自由になれるよう科学的根拠に基づいた力添えをすることです。当施設は、本質的な医療を行う歯科医師を育成します。

9 研修体系

1)歯科診療理論/技術
・包括研修/配当された患者様の全ての歯科診療を一人で行う研修
・症例研修/包括研修に含まれない症例の研修

2)合理的な歯科医療マネジメント
・社会保障制度と医療制度の未来予測
・合理的な医院経営と組織マネジメント

10 指導人員体制

研修歯科医の指導は指導歯科医が行う。研修歯科医の指導は、指導歯科医1名の管理の下、当施設勤務5年以上の歯科医師1名、当施設勤務2年以内の歯科医師1名、当施設勤務10年以上の職員で行い、評価は、これらの人員に当施設受診10年以上の患者様を加え多面的に行う。

11 歯科医師臨床研修制度における到達目標の当施設における到達方法

A 歯科医師としての基本的価値観

1 社会的使命と公衆衛生への寄与(社会的使命を自覚し、説明責任を果たしつつ、社会の変遷に配慮した公正な医療の提供及び公衆衛生の向上に努める。)

2 利他的な態度(患者の苦痛や不安の軽減と福利の向上を最優先するとともにQOLに配慮し、患者の価値観や自己決定権を尊重する。)

3 人間性の尊重(患者や家族の多様な価値観、感情、知識に配慮し、尊敬の念と思いやりの心を持って接する。)

4 自らを高める姿勢(自らの言動及び医療の内容を省察し、常に資質・能力の向上に努める。)

B 資質・能力

1 医学・医療に おける倫理性(診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する。)
1)人間の尊厳を守り、生命の不可侵性を尊重する。
2)患者のプライバシーに配慮し、守秘義務を果たす。
3)倫理的ジレンマを認識し、相互尊重に基づき対応する。
4)利益相反を認識し、管理方針に準拠して対応する。
5)診療、研究、教育の透明性を確保し、不正行為の防止に努める。

2 歯科医療の質と安全の管理(患者にとって良質かつ安全な医療を提供し、医療従事者の安全性にも配慮する。)
1)医療の質と患者安全の重要性を理解し、それらの評価・改善に努める。
2)日常業務の一環として、報告・連絡・相談を実践する。
3)医療事故等の予防と事後の対応を行う。
4)歯科診療の特性を踏まえた院内感染対策について理解し、実践する。
5)医療従事者の健康管理(予防接種や針刺し事故への対応を含む。)を理解し、自らの 健康管理に努める。

3 医学知識と問題対応能力(最新の医学及び医療に関する知識を獲得し、自らが直面する診療上の問題について、科学的根拠に経験を加味して解決を図る。)
1)頻度の高い疾患について、適切な臨床推論のプロセスを経て、鑑別診断と初期対応 を行う。
2)患者情報を収集し、最新の医学的知見に基づいて、患者の意向や生活の質に配慮し た臨床決断を行う。
3)保健・医療・福祉の各側面に配慮した診療計画を立案し、実行する。
4)高度な専門医療を要する場合には適切に連携する。

4 診療技能と患者ケア(臨床技能を磨き、患者の苦痛や不安、考え・意向に配慮した診療を行う。)
1)患者の健康状態に関する情報を、心理・社会的側面を含めて、効果的かつ安全に収集する。
2)診察・検査の結果を踏まえ、一口腔単位の診療計画を作成する。
3)患者の状態やライフステージに合わせた、最適な治療を安全に実施する。
4)診療内容とその根拠に関する医療記録や文書を、適切かつ遅滞なく作成する。

5 コミュニケーション能力(患者の心理・社会的背景を踏まえて、患者や家族と良好な関係性を築く。)
1)適切な言葉遣い、礼儀正しい態度、身だしなみで患者や家族に接する。
2)患者や家族にとって必要な情報を整理し、分かりやすい言葉で説明して、患者の主 体的な意思決定を支援する。
3)患者や家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握する。

6 チーム医療の実践(医療従事者をはじめ、患者や家族に関わる全ての人々の役割を理解し、連携を図る。)
1)歯科医療の提供にあたり、歯科衛生士、歯科技工士の役割を理解し、連携を図る。
2)多職種が連携し、チーム医療を提供するにあたり、医療を提供する組織やチームの 目的、チームの各構成員の役割を理解する。
3)医療チームにおいて各構成員と情報を共有し、連携を図る。

7 社会における歯科医療の実践(医療の持つ社会的側面の重要性を踏まえ、各種医療制度・システムを理解し、地域社会に貢献する。)
1)健康保険を含む保健医療に関する法規・制度の目的と仕組みを理解する。
2)地域の健康問題やニーズ把握など、公衆衛生活動を理解する。
3)予防医療・保健・健康増進に努める。
4)地域包括ケアシステムを理解し、その推進に貢献する。
5)災害や感染症パンデミックなどの非日常的な医療需要について理解する。

8 科学的探究(医学及び医療における科学的アプローチを理解し、学術活動を通じて、医学及び医療の発展に寄与する。)
1)医療上の疑問点に対応する能力を身に付ける。
2)科学的研究方法を理解し、活用する。
3)臨床研究や治験の意義を理解する。

9 生涯にわたって共に学ぶ姿勢(医療の質の向上のために省察し、他の歯科医師・医療者と共に研鑽しながら、後進の育成にも携わり、生涯にわたって自律的に学び続ける。)
1)急速に変化・発展する医学知識・技術の吸収に努める。
2)同僚、後輩、歯科医師以外の医療職と互いに教え、学びあう。
3)国内外の政策や医学及び医療の最新動向(薬剤耐性菌等を含む。)を把握する。

C 基本的診療業務

1 基本的診療能力等 
1)基本的診察・検査・診断・診療計画
<研修内容:下記①-⑥を系統立てして実施>
<症例数:10症例以上>
①患者の心理的・社会的背景を考慮した上で、適切に医療面接を実施する。
<研修内容:初再診時医療面接>
②全身状態を考慮した上で、顎顔面及び口腔内の基本的な診察を実施し、診察所見を解釈する。
<研修内容:上記1に1を踏まえた顎顔面領域及び口腔内の診察とその所見の解釈>
③診察所見に応じた適切な検査を選択、実施し、検査結果を解釈する。
<研修内容:上記1・2を踏まえた各種検査および検査所見の解釈>
④病歴聴取、診察所見及び検査結果に基づいて歯科疾患の診断を行う。
<研修内容:上記1-3に基づく診断>
⑤診断結果に基づき、患者の状況・状態を総合的に考慮した上で、考え得る様々な一口腔単位の診療計画を検討し、立案する。
<研修内容:上記1-4に基づく診療計画立案>
⑥必要な情報を整理した上で、わかりやすい言葉で十分な説明を行い、患者及び家族の意思決定を確認する。
<研修内容:上記5に基づくインフォームドコンセント、同意書取得>
2)基本的臨床技能等
①歯科疾患を予防するための口腔衛生指導、基本的な手技を実践する。
<研修内容:口腔衛生指導、フッ化物歯面塗布>
<症例数:それぞれ10症例以上>
②一般的な歯科疾患に対応するために必要となる基本的な治療及び管理を実践する。 
a.歯の硬組織疾患
<研修内容:コンポジットレジン修復、インレー修復>
<症例数:コンポジットレジン修復各級10症例以上(Ⅰ、Ⅱ級は大臼歯)、インレー修復(複雑窩洞)3症例以上>
b.歯髄疾患
<研修内容:抜髄即充、感染根管処置>
<症例数:抜髄即充10症例以上、感染根管処置10症例以上>
c.歯周病 
<研修内容:歯周組織検査10症例以上、スケーリング10症例以上、スケーリングルートプレーニング10症例以上、咬合調整10症例以上、歯周外科処置5症例以上>
<症例数:45症例以上>
d.口腔外科疾患
<研修内容:普通抜歯、難抜歯、埋伏歯抜歯、粘膜疾患処置、顎関節症処置>
<症例数:普通抜歯5症例以上、難抜歯5症例以上、埋伏歯抜歯2症例以上、粘膜疾患処置2症例以上、顎関節症処置2症例以上>
e.歯質と歯の欠損
<研修内容:クラウン補綴、部分床義歯補綴、全部床義歯補綴、義歯裏層、義歯修理、義歯調整>
<症例数:クラウン補綴10症例以上、部分床義歯補綴3症例以上、全部床義歯補綴3症例以上、義歯裏層3症例以上、義歯修理3症例以上、義歯調整10症例以上>
f.口腔機能の発達 不全、口腔機能の低下
<研修内容:口腔機能療法>
<症例数:10症例以上>
③基本的な応急処置を実践する。
<研修内容:疼痛、外傷、脱離等への対処>
<症例数:10症例以上>
④歯科診療を安全に行うために必要なバイタルサインを観察し、全身状態を評価する。
<研修内容:バイタルサインから歯科治療のリスクとなる全身状態を推察、対処>
<症例数:10症例以上>
⑤診療に関する記録や文書(診療録、処方せん、歯科技工指示書等)を作成する。
⑥医療事故の予防に関する基本的な対策について理解し、実践する。
3)患者管理
①歯科治療上問題となる全身的な疾患、服用薬剤等について説明する。
<研修内容:医科診療中の患者に歯科治療上の問題点と服用薬剤等の注意点について説明する。>
<症例数:30症例以上>
②患者の医療情報等について、必要に応じて主治の医師等と診療情報を共有する。
③全身状態に配慮が必要な患者に対し、歯科治療中にバイタルサインのモニタリングを行う。
<研修内容:生体モニタリングの実施とモニタリングデータの理解、対処>
<症例数:30症例以上>
④歯科診療時の主な併発症や偶発症への基本的な対応法を実践する。
4)患者の状態に応じた歯科医療の提供
①妊娠期、乳幼児期、学齢期、成人期、高齢期の患者に対し、各ライフステージに応じた歯科疾患の基本的な予防管理、口腔機能管理について理解し、実践する。
②各ライフステージ及び全身状態に応じた歯科医療を実践する。
③在宅療養患者等に対する訪問歯科診療を経験する。
<研修内容:在宅患者の訪問歯科診療>
<症例数:10症例以上>
④障害を有する患者への対応を実践する。
<研修内容:障害を有する患者の歯科診療>
<症例数:10症例以上>

2 歯科医療に関連する連携と制度の理解等
1)歯科専門職間の連携
①歯科衛生士の役割を理解し、予防処置や口腔衛生管理等の際に連携を図る。
②歯科技工士の役割を理解し、適切に歯科技工指示書を作成するとともに、必要に応じて連携を図る。
③多職種によるチーム医療について、その目的、各職種の役割を理解した上で、歯科専門職の役割を理解し、説明する。
2)多職種連携、地域医療
①地域包括ケアシステムについて理解し、説明する。
②地域包括ケアシステムにおける歯科医療の役割を説明する。
③訪問歯科診療の実施にあたり、患者に関わる医療・介護関係職種の役割を理解し、連携する。
3)地域保健
①地域の保健・福祉の関係機関、関係職種を理解し、説明する。
②保健所等における地域歯科保健活動を理解し、説明する。
③歯科健診を経験し、地域住民に対する健康教育を経験する。
4)歯科医療提供に関連する制度の理解
①医療法や歯科医師法をはじめとする医療に関する法規及び関連する制度の目的と仕組みを理解し、説明する。
②医療保険制度を理解し、適切な保険診療を実践する。
③介護保険制度の目的と仕組みを理解し、説明する。

12 必要症例数

11項記載の目標症例数のうち、自力で治療を完結した症例数が各項目において70%以上であること。

13 研修修了判定

1)判定項目
・11項記載の目標症例(数)に関する治療計画書と治療タイムテーブル
・Aの通りに完結した治療の考察が記載された研修記録
・12項記載の必要症例数

2)判定基準
・13項1)Aが指導歯科医の承認を得ていること。
・13項1)Bが指導歯科医の承認を得ていること。
・13項1)Cを満たしていること。

3)判定

研修管理委員会は、指導医、勤務医、当施設職員の多面評価に基づき、研修終了判定を行う。


研修歯科医募集要項

1 応募資格

1)第116回歯科医師国家試験を受験する者
2)歯科医師臨床研修マッチング協議会が行うマッチングに参加する者
3)歯科医師として豊富な知識と高い技術を獲得する意志を持つ者
4)次に該当しない者
・他臨床研修施設を併願受験しない者
・成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む。)
・禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者、又は、その刑の執行猶予の期間中の者、その他その執行を受けることがなくなるまでの者
・過去に懲戒免職の処分を受けた者
・日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党、団体、その他の反社会勢力と関係を持った者
・医療従事者として不適切な行為(風俗店勤務、風俗店利用、刺青、等感染症罹患の危険を伴う行為)をした者

2 募集人数

単独型 2名     
管理型 1名

3 研修期間

研修開始年4月1日から翌年3月31日まで

4 研修施設

1)単独型臨床研修施設(12か月)     
 医療法社団添田グループ ハート歯科

2)単独型臨床研修施設(11か月以上)     
 医療法社団添田グループ ハート歯科

3)研修協力施設(右記のうち1病院にて1カ月以内) 
海老名総合病院、藤沢市民病院、町田市民病院

5 処遇

職名
研修歯科医(常勤)

給与

基本給 150,000円/月
基本手当12,000円/月
皆勤手当8,000円/月
研修歯科医手当50,000円/月
(1次採用試験正解率80%以上)
30,000円/月
(1次採用試験正解率60-79%、2次採用試験正解率80%以上)
0円/月
(上記以外)
住宅手当30,000円/月
(通勤時間2時間以上の者が就職後伊勢原市に住む場合に支給)
能力手当自身で行った診療報酬の25%-250,000円/月
交通費全額支給(公共交通機関運賃を基本とし上限を20,000円/月とする。)
保険歯科医師国民健康保険加入
厚生年金加入
雇用保険加入
労働災害保険加入
歯科医師賠償責任保険
勤務日 年間240日(診療日+研修日 )
勤務時間8:00-12:00 13:00-17:00
休日 年間125日
有給休暇 10日/年(3ヶ月前に書面にて申請、ただし、勤続6か月目より)
学会出席 当施設が認める会に限り、有給休暇扱いとし参加費を支給する。
(認める会とは、原則として、非営利目的の団体が主催し、
講師のインパクトファクターの累積点が100以上の会)
健康診断年1回
白衣等 白衣2枚/年、手術着2枚/年を支給

*詳細は就業規則に明示

6 応募方法

ホームページ/採用と教育/エントリーシートよりご応募くださいませ。
*お問い合わせは、ホームページ/お問い合わせ、メール/info@soeda.or.jp、電話/0463-96-0808にて賜ります。

7 選考方法

見学
・見学では、説明会、診療見学、筆記試験のための勉強会、実技試験のための練習を行う。
・見学日決定後、見学前診療日までに、ホームページ/採用と教育/エントリーシートにてエントリー。
・見学終了後、見学時に指定された期日までに、所定の出願書類(下記)を郵送にて提出すること。

試験
・筆記試験(歯科治療の原理原則より出題)
・実技試験(マネキンにおけるレジン修復)
・面接(主に社会性について質問)

採用
・試験合格者とマッチング後に仮契約し第116回歯科医師国家試験合格後に本契約する。

<出願書類>
・採用申請承諾書(見学終了後に配布)
・成績証明書(出身大学により封印されたもの)
・卒業証明書または卒業見込証明書(出身大学により封印されたもの)
・健康診断書(提出日12カ月以内に受診したもの)
・誓約書(見学終了後に配布)
*応募書類の返還は致しかねます。

<提出先>
〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24
医療法人社団添田グループ ハート歯科 臨床研修係

<提出期限>
研修開始前年7月31日

<試験日時>
8、9月の土または日曜日(見学時に指定)

<試験会場>
医療法人社団添田グループ ハート歯科 1階
〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24

<お問い合わせ/アクセス>
医療法人社団添田グループ ハート歯科 臨床研修係
住所 〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24
電話 0463-96-0808
ファクシミリ 0463-94-9848
Mail info@soeda.or.jp
URL http://www.soeda.or.jp
*お電話によるお問い合わせは、診療日の11:40から12:00までの間に限ります。

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