臨床研修

ハート歯科の研修

基本治療の完成を主眼とし、併せて、インプラント治療、矯正治療、美容治療、訪問診療等、将来的に必要となり得る治療への参加機会も設けております。

技術習得の方法

初めに、安全な器具の取り回しと患者様にご安心いただける言動を習得していただきます。これらは、諸検査、説明、スケーリングによって達成します。歯科医師として患者様と接する経験は、座学や見学とは比較にならない情報と問題点を与えてくれることでしょう。

次に、患者様に不利益の少ない処置を行っていただきます。この過程においては「患者様を実験台としない」ように、シミュレーターを使用した治療方法の指導や同症例の見学によって医療安全を確保しております。

これらの過程概ね3ヶ月を経て、担当する患者様の1口腔1単位の治療を開始していただきます。

習得していただけること

修復

臼歯部複雑窩洞のレジン充填技術を習得していただきます。レジン充填は歯科医師の能力が顕著に現れる治療です。将来的に自費診療のバリエーションとしてご活用いただけると思います。

歯内療法

感染歯質の除去と緻密な根管充填を短時間で行う手技を習得していただきます。これは患者様と歯科医師の双方にとって必須の技術です。マイクロスコープとCTの有用性についてもお知りいただくことができます。

補綴

形成からCAD/CAM冠製作・装着までの過程をしていただくことで、補綴治療の全体像を把握し適切な形成技術とCAD/CAMの取り扱いを習得していただきます。

欠損補綴

欠損補綴の治療選択肢を患者様にご説明し、その方にとって最良の治療をご提案し治療していただきます。指導歯科医とともにインプラント治療をしていただくこともできます。

外科

痛みと腫れを発生させない埋伏歯抜歯技術を習得し、理論的な手技にはダウンタイムがないことをご経験いただきます。

訪問診療

自身が行った治療の責任を最後まで持つという観点においても習得すべき診療です。指導歯科医とともに治療参加していただくことができます。

全身管理/救命救急蘇生

治療中の患者様の急変に対処できるよう、全身管理のエッセンス、救命救急の準備と処置アルゴリズム、心肺蘇生技術を習得していただきます。

矯正

診断と治療計画立案をしていただきます。唇側弧線装置、舌側弧線装置、インビザラインによる矯正治療に参加していただくことができます。

美容治療

疾患に対する医療アートメイク、咬合性外傷へのボツリヌストキシン治療、歯科疾患に起因する顔貌老化の回復治療等に参加していただくことができます。

研修中の処遇について

月給20万円、各種保険完備、研修のために伊勢原市に転居される方には家賃手当3万円を別途支給、勤務日は2日出勤1日休日の3日サイクルで年間230日、勤務時間は8:00-17:00、GW・夏季・年末年始に長期休暇計21日等、研修に注力していただける環境を整えております。

研修終了後の当法人への就職について

当施設で研修を修了された先生方におかれましては、当法人就職採用試験を免除いたします。入職後の月給の最低保証額は、研修修了後1年目35万円、2年目45万円、3年目55万円、歩合25%です。

研修終了後の先生方の進路について

約95%の先生方が当法人に就職され、その後3年以内に約90%の先生方がご開業されました。これは喜ばしい指導結果ですが、先生方に10年20年とご活躍いただける施設で在りたいとも考えております。

施設と設備について

本サイト/施設と設備項に記載の通り充実した環境にあるかと存じますが、特記すべきは、救命救急処置のための医療チームと設備を完備して定期的なトレーニングをしていること、クラスB滅菌器を採用していること等、患者様の安全をお守りするための医療モラルを大切にしていることです。

指導歯科医について

患者様の幸せと研修歯科医の先生方の幸せは常にイコールで結ばれていますので、研修歯科医の先生方に「当施設で研修をして良かった」と思っていただけるような指導を心掛けております。

同時に、厚生労働省から数少ない単独型臨床研修施設の指定を受ける施設の使命として、歯科医療の未来を託すことができる医療モラルを持った歯科医師を育成すべく、先ず私自身を律し、正しい言動と医療結果を示して参ります。

理事長 添田博充/医療法人社団添田グループ
1993 歯科医師(厚生労働省)
1997 医学博士(東京医科歯科大学)
2006 指導歯科医(厚生労働省

▼臨床研修プログラム
▼研修歯科医募集要項


臨床研修プログラム

1 臨床研修プログラムの名称

医療法人社団添田グループ 臨床研修プログラム

2 研修管理委員会の名称

医療法人社団添田グループ 臨床研修管理委員会

3 研修歯科医定員

2名

4 研修期間

研修開始年4月1日から翌年3月31日までの1年間

5 研修施設

1)単独型臨床研修施設(11か月以上)
医療法人社団添田グループ

2)研修協力施設(右記のうち1病院にて1カ月以内)
海老名総合病院 藤沢市民病院 町田市民病院

6 処遇

職名
研修歯科医(常勤)

給与

基本給 150,000円/月
基本手当12,000円/月
皆勤手当8,000円/月
研修歯科医手当50,000円/月
(1次採用試験正解率80%以上)
30,000円/月
(1次採用試験正解率60-79%以上、2次採用試験正解率80%以上)
30,000円/月
(上記以外)
住宅手当50,000円/月
(通勤時間2時間以上の者が就職後伊勢原市に住む場合に支給)
能力手当自身で行った診療報酬の25%-250,000円/月
交通費全額支給(公共交通機関運賃を基本とし上限を20,000円/月とする。)
保険歯科医師国民健康保険加入
厚生年金加入
雇用保険加入
労働災害保険加入
歯科医師賠償責任保険
勤務日 年間230日(診療日に従う)
勤務時間8:00-12:00 13:00-17:00
休日 年間135日(休診日に従う)
有給休暇 10日/年(3ヶ月前に書面にて申請、ただし、勤続6か月目より)
学会出席 当施設が認める会に限り、有給休暇扱いとし参加費を支給する。
(認める会とは、原則として、非営利目的の団体が主催し、
講師のインパクトファクターの累積点が100以上の会)
健康診断年1回
白衣等 白衣2枚/年、手術着2枚/年を支給

*詳細は採用情報/就労規則をご覧ください。

7 参加施設の概要

単独型臨床研修施設

施設名医療法人社団添田グループ
所在地〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24
臨床研修施設長添田博充(研修管理委員会委員長)
研修プログラム責任者添田博充
事務部門の責任者野田ゆみ

研修協力施設1

施設名海老名総合病院
所在地〒243-0433神奈川県海老名市河原口1320
臨床研修施設長 内山喜一郎
研修実施責任者石井良昌
事務部門の責任者井上亜美 石井絵理

研修協力施設2

施設名町田市民病院
所在地〒194-0023東京都町田市旭町2-15-41
臨床研修施設長町田市長 石坂丈一
研修実施責任者小笠原健文
事務部門の責任者鈴木巡

研修協力施設3

施設名藤沢市民病院
所在地〒251-8550神奈川県藤沢市藤沢2-6-1
臨床研修施設長藤沢市長 海老根靖典
研修実施責任者石川好美
事務部門の責任者山縣章宏

8 指導方針

医療の本質は、個人とその周りの人達が病による苦しみから自由になれるよう科学的根拠に基づいた力添えをすることです。歯科疾患は、「う蝕」と「歯周病」のことであり、それ以外の疾患はこれらの病態の過程に過ぎません。当施設は、歯科に関わるすべての診療技術を持って歯科疾患と対峙し、診療結果で患者様と関わることができる、強く優しく楽しい歯科医師を育成します。

9 研修体系

1)歯科診療理論/技術

  • 包括研修/配当された患者様の全ての歯科診療を一人で行う研修
  • 症例研修/包括研修に含まれない症例の研修

2)合理的な歯科医療マネジメント

  • 社会保障制度と医療制度の未来予測
  • 合理的な医院経営と組織マネジメント

10 指導人員体制

1)研修歯科医の指導は指導歯科医が行う。

2)研修歯科医1名に対して、1名の歯科医師(当施設で研修を修了し、かつ、研修修了後2年以内)と1名の歯科衛生士(当施設勤続3年以上)を専属配置し、研修歯科医を多面的にサポートする。

11 厚生労働省が推奨する研修目標

以下の「基本習熟コース」を自らが確実に実践できることを基本とし、研修後に早期に習熟すべき「基本習得コース」を頻度高く臨床経験する。

8-1 歯科医師臨床研修「基本習熟コース」

〖一般目標〗
個々の歯科医師が患者の立場に立った歯科医療を実践できるようになるために,基本的な歯科診療に必要な臨床能力を身に付ける。

1)医療面接

【一般目標】
患者中心の歯科診療を実施するために、医療面接についての知識、態度、技能を身に付け実践する。

【行動目標】

  1. コミュニケーション・スキルを実践する。
  2. 病歴(主訴、現病歴、既往歴、家族歴)聴取を的確に行う。
  3. 病歴を正確に記録する。
  4. 患者の心理・社会的背景に配慮する。
  5. 患者・家族に必要な情報を十分に提供する。
  6. 患者の自己決定を尊重する。(インフォームドコンセントの構築)
  7. 患者のプライバシーを守る。
  8. 患者の心身におけるQOL(Quality Of Life)に配慮する。
  9. 患者教育と治療への動機付けを行う。

2)総合診療計画

【一般目標】
効果的で効率の良い歯科診療を行うために、総合治療計画の立案に必要な能力を身に付ける。

【行動目標】

  1. 適切で十分な医療情報を収集する。
  2. 基本的な診査(基本的な検査を含む)を実践する。
  3. 基本的な診査の所見を判断する。
  4. 得られた情報から診断する。
  5. 適切と思われる治療法及び別の選択肢を提示する。
  6. 十分な説明による患者の自己決定を確認する。
  7. 一口腔単位の治療計画を作成する。

3)予防・治療基本技術

【一般目標】
歯科疾患と機能障害を予防・治療・管理するために、必要な基本的技術を身に付ける。

【行動目標】

  1. 基本的な予防法の手技を実施する。
  2. 基本的な治療法の手技を実施する。
  3. 医療記録を適切に作成する。
  4. 医療記録を適切に管理する。

4)応急処置

【一般目標】
一般的な歯科疾患に対処するために、応急処置を要する症例に対して、必要な臨床能力を身に付ける。

【行動目標】

  1. 疼痛に対する基本的な治療を実践する。
  2. 歯、口腔及び顎顔面の外傷に対する基本的な治療を実践する。
  3. 修復物、補綴装置等の脱離と破損及び不適合に対する適切な処置を実践する。

5)高頻度治療

【一般目標】
一般的な歯科疾患に対処するために、高頻度に遭遇する症例に対して、必要な臨床能力を身に付ける。

【行動目標】

  1. 齲蝕の基本的な治療を実践する。
  2. 歯髄疾患の基本的な治療を実践する。
  3. 歯周疾患の基本的な治療を実践する。
  4. 抜歯の基本的な処置を実践する。
  5. 咬合・咀嚼障害の基本的な治療を実践する。

6)医療管理・地域医療

【一般目標】
歯科医師の社会的役割を果たすため、必要となる医療管理・地域医療に関する能力を身に付ける。

【行動目標】

  1. 保険診療を実践する。
  2. チーム医療を実践する。
  3. 地域医療に参画する。

8-2 歯科医師臨床研修 「基本習得コース」

〖一般目標〗
生涯にわたる研修を行うために、より広範囲の歯科医療について知識、態度、技能を習得する態度を養う。

1)救急処置

【一般目標】
歯科診療を安全に行うために、必要な救急処置に関する知識、態度、技能を習得する。

【行動目標】

  1. バイタルサインを観察し、異常を評価する。
  2. 服用薬剤の歯科診療に関連する副作用を説明する。
  3. 全身疾患の歯科診療上のリスクを説明する。
  4. 歯科診療時の全身的合併症への対処法を説明する。
  5. 一次救命処置を実践する。
  6. 二次救命処置の対処法を説明する。

2)医療安全・感染予防

【一般目標】
円滑な歯科診療を実施するために、必要な医療安全・感染予防に関する知識、態度、技能を習得する。

【行動目標】

  1. 医療安全対策を説明する。
  2. アクシデント及びインシデントを説明する。
  3. 医療過誤について説明する。
  4. 院内感染対策(Standard Precautions を含む。)を説明する。
  5. 院内感染対策を実践する。

3)経過評価管理

【一般目標】
自ら行った治療の経過を観察評価するために、診断及び治療に対するフィードバックに必要な知識、態度、技能を習得する。

【行動目標】

  1. リコールシステムの重要性を説明する。
  2. 治療の結果を評価する。
  3. 予後を推測する。

4)予防・治療技術

【一般目標】

生涯研修のために必要な専門的知識や高度先進的技術を理解する。

【行動目標】

  1. 専門的な分野の情報を収集する。
  2. 専門的な分野を体験する。
  3. POS(Problem Oriented System)に基づいた医療を説明する。
  4. EBM(Evidence Based Medicine)に基づいた医療を説明する。

5)医療管理

【一般目標】
適切な歯科診療を行うために、必要となるより広範囲な歯科医師の社会的役割を理解する。

【行動目標】

  1. 歯科医療機関の経営管理を説明する。
  2. 常に、必要に応じて医療情報の収集を行う。
  3. 適切な放射線管理を実践する。
  4. 医療廃棄物を適切に処理する。

6)地域医療

【一般目標】
歯科診療を適切に行うために、地域医療について知識、態度、技能を習得する。

【行動目標】

  1. 地域歯科保健活動を説明する。
  2. 歯科訪問診療を説明する。
  3. 歯科訪問診療を体験する。
  4. 医療連携を説明する。

12 研修歯科医のための診療ルール

診療は、患者様から病による苦しみを取り除くために行うものであり、研修歯科医の成長のために行うものではありませんので、当施設では、患者様を研修歯科医の成長のための実験台としてしまわないよう、次の診療ルールを設けています。

1)個別の研修プロセデゥアーに従い、自主性を持って研修を行う。
2)患者様の配当がされたら、当日中に治療計画書(所定の治療計画書を使用)を作成し、指導医から承認を得る。
3)研修歯科医が行う診療において、研修歯科医は、事前にシミュレーターでの技術練習を行い、当該診療日の前診療日中までに指導医から技術承認を得る。
4)研修歯科医が行う診療において、研修歯科医は、全プロセス毎に指導医から承認を得て、次のプロセスへ進む。
5)研修歯科医は、研修プロセデゥアーの知識課題をレポートし、1週間に1課題、指導医と勉強会を行う。レポートはtra@soeda.or.jpへメールにて提出する(件名 知識課題―課題タイトルー氏名)。
6)研修歯科医が印象採得をしたら、指導医から印象と元模型の承認を得て、当日中(12時までの印象採得は13時まで、13時以降の印象採得は17時まで)に、作業模型と技工指示書を作成し、再び指導医から承認を得る。
7)承認チェックは2回を限度とし、これを超えた場合、研修歯科医は当該診療の権利を失う。

13 研修基本課題

1)社会性の獲得

  1. 歯科医師の社会的責務を理解する。
  2. 社会保障制度と医療制度を知る。
  3. 社会保障制度と医療制度の現状から合理的な医院経営と組織マネジメントを知る。

2)診断

  1. 口腔疾患発症のメカニズムを理解する。
  2. 口腔疾患発症のメカニズムを患者様へ説明しご理解をいただく。
  3. 口腔疾患を診断する。
  4. 診断に基づいた治療計画を立案する。

3)衛生管理

  1. 細菌学的不潔と清潔とを区別する。
  2. 無菌操作をする。

4)全身管理

  1. 血液検査所見から全身状態を把握する。
  2. 呼吸器管理の概要を知る。
  3. 循環器管理の概要を知る。
  4. 服用薬剤から全身疾患を把握する。
  5. 歯科診療時の偶発症に対する適切な対応を習得する。
  6. 迷走神経反射の病態を理解し対処法を習得する。

・アナフィラキシーショックの病態を理解し対処法を習得する。
・心筋虚血および心筋梗塞の病態を理解し対処法を習得する。
・脳卒中の病態を理解し対処法を習得する。
・精神疾患に起因する意識障害の病態を理解し対処法を習得する。
・頻拍の病態を理解し対処法を習得する。
・除脈の病態を理解し対処法を習得する。
・心肺停止の診断法と心肺蘇生術を習得する。
・心電図波形を診断する。
・除細動の適応を判断する。
・ハイクオリティーCPRを習得する。
・AEDを安全に操作する。
・気道管理法を選択し実施する。
・除細動器を安全に操作する。
・適切な薬剤を適切な方法で投与する。
・治療可能な心停止の原因を知り原因検索をする。
・AHA認定BLSヘルケアプロバイダー取得
・AHA認定ACLSプロバイダー取得
・救命救急センター見学
・歯科治療偶発症治療アルゴリズムを作成する。

5)麻酔

  1. 麻酔薬の特性と麻酔奏効の原理を理解する。
  2. 局所麻酔による偶発症とその対応を理解する。
  3. 局所麻酔をする。

6)修復

  1. カリエスディテクターの原理を理解する。
  2. レジンの特性と取扱いを理解する。
  3. ClassⅠ、Ⅴのレジン充填をする。
  4. ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳのレジン充填をする。

7)歯内療法

  1. 電気的歯根管長測定機の原理を理解する。
  2. 歯髄について理解する。
  3. 根管治療の概要を知る。
  4. 前歯のアクセスオープニングをする。
  5. 前歯の根管形成をする。
  6. 前歯の根管充填をする。
  7. 小臼歯のアクセスオープニングをする。
  8. 小臼歯の根管形成をする。
  9. 小臼歯の根管充填をする。
  10. 大臼歯のアクセスオープニングをする。
  11. 大臼歯の根管形成をする。
  12. 大臼歯の根管充填をする。
  13. X線写真から根管充填の精度を診断する。

8)歯周病治療

  1. 歯周病発症のメカニズムについて理解する。
  2. 歯周病に対する診療方針を確立する。

9)外科

  1. 外科的侵襲に対するセルレスポンスを理解する。
  2. 腫脹・疼痛を生じさせない外科処置の理論を理解する。
  3. 腫脹・疼痛を生じさせない智歯の普通抜歯をする。
  4. 腫脹・疼痛を生じさせない分割抜歯をする。
  5. 普通抜歯と分割抜歯の適応の見極めをする。
  6. 腫脹・疼痛を生じさせない埋伏歯抜歯をする。
  7. 小帯切除をする。
  8. 各種縫合をする。
  9. 歯根端切除・嚢胞除去をする。

10)補綴

  1. 咬合を理解する。
  2. 補綴物のデザインを理解する。
  3. 歯冠補綴物のための支台歯形成をする。
  4. 欠損補綴の理論を理解する。
  5. ブリッジをデザインする。
  6. ブリッジの形成をする。
  7. 義歯をデザインする。
  8. 補綴物を作成し装着する。

11)矯正

  1. 歯牙移動の原理を理解する。
  2. 診断をする。
  3. 治療計画を立てる。
  4. 機材を理解し使用方法を習得する。
  5. 矯正治療を実施する。

12)インプラント

  1. インテグレーションの原理を理解する。
  2. インプラントにかかわる解剖を理解する。
  3. インプラント後の周囲組織の経時変化について理解する。
  4. インプラントプレイスメントのデザインを理解する。
  5. ドリリングによるプレイスメントをする。
  6. コンデンスによるプレイスメントをする。
  7. ソケットリフトによるプレイスメントをする。
  8. 組織再生術の方法と原理について理解する。
  9. GBR、PRPを併用したプレイスメントをする。
  10. リッジエキスパンディングによるプレイスメントをする。
  11. サイナスリフトをする。
  12. 各種グラフトをする。
  13. 適切な初期固定を獲得するためのテクニックを獲得する。
  14. 上部構造のデザインをする。
  15. 上部構造を作成し装着する。
  16. ITIベーシックコース受講

14 研修記録

1)研修記録は、研修歯科医の研修が合理的に進むことを目的として記録するものであり、研修日、研修内容達成課題未達成課題、課題を達成するための方法、自己評価、指導医コメント、で構成される。

2)1日分の研修記録は、研修歯科医が毎診療日の診療後に記載し翌診療日の診療開始前までに指導医へ提出したもの(研修日、研修内容、達成課題、未達成課題、課題を達成するための方法、自己評価)に対して、指導医が科学的かつ客観的なコメントを提出日の13時までに加えて完成するものとする。

3)研修記録は、電子媒体を用いることが好ましい。

15 研修プロセデゥアー

研修プロセデゥアーは、研修開始前に研修歯科医と指導医とで研修目標を設定し、目標へ到達するための実行方法を示すものである。この研修プロセデゥアーは、当施設の基本研修課題(本プログラム13)を基本とし作成するが、厚生労働省が推奨する研修目標(本プログラム11)を網羅し、かつ、研修歯科医の自主性を重んじた内容とする。研修プロセデゥアーの一例を以下に示す。

4月

1 知識課題
1)歯科医師の社会的責務を理解する。

2)社会保障制度と医療制度を知る。

3)麻酔薬の特性と麻酔奏効の原理を理解する。

4)局所麻酔による偶発症とその対応を理解する。

5)歯科診療時の偶発症に対する適切な対応を習得する。
・迷走神経反射の病態を理解し対処法を習得する。
・アナフィラキシーショックの病態を理解し対処法を習得する。
・心筋虚血および心筋梗塞の病態を理解し対処法を習得する。
・脳卒中の病態を理解し対処法を習得する。
・精神疾患に起因する意識障害の病態を理解し対処法を習得する。
・頻拍の病態を理解し対処法を習得する。
・除脈の病態を理解し対処法を習得する。
・心肺停止の診断法と心肺蘇生術を習得する。
・心電図波形を診断する。
・除細動の適応を判断する。
・ハイクオリティーCPRを習得する。
・AEDを安全に操作する。
・気道管理法を選択し実施する。
・除細動器を安全に操作する。
・適切な薬剤を適切な方法で投与する。
・治療可能な心停止の原因を知り原因検索をする。
・救命救急センター見学
・歯科治療偶発症治療アルゴリズムを作成する。

3 技術課題
1)当施設の診療体系を覚える。

2)細菌学的不潔と清潔とを区別する。

3)無菌操作をする。

4)スケーリングをする。

5)AHA認定BLSヘルケアプロバイダー取得

6)AHA認定ACLSプロバイダー取得

7)ITIベーシックコース受講

5月

1 知識課題
1)口腔疾患発症のメカニズムを理解する。

2)カリエスディテクターの原理を理解する。

3)レジンの特性と取扱いを理解する。

4)歯周病発症のメカニズムについて理解する。

5)歯周病に対する診療方針を確立する。

6)電気的歯根管長測定機の原理を理解する。

7)歯髄について理解する。

8)根管治療の概要を知る。

9)X線写真から根管充填の精度を診断する。

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

3 技術課題
1)口腔疾患発症のメカニズムを患者様へ理解していただけるように説明する。

2)口腔疾患の診断をする。

3)診断に基づいた治療計画を立案する。

4)ClassⅠ、Ⅴのレジン充填をする。

5)テンポラリークラウンを作成する。

6)局所麻酔をする。

7)歯冠補綴物のための支台歯形成をする。

6月

1 知識課題
1)咬合を理解する。

2)外科的侵襲に対するセルレスポンスを理解する。

3)腫脹・疼痛を生じさせない外科処置の理論を理解する。

4)補綴物のデザインを理解する。

5)欠損補綴の理論を理解する。

6)ブリッジをデザインする。

7)義歯をデザインする。

8)普通抜歯と分割抜歯の適応の見極めをする。

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

3 技術課題
1)包括診療を開始する。

2)ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳのレジン充填をする。

3)腫脹・疼痛を生じさせない上顎智歯の普通抜歯をする。

7月

1 知識課題
1)インテグレーションの原理を理解する。

2)インプラントにかかわる解剖を理解する。

3)インプラント後の周囲組織の経時変化について理解する。

4)組織再生術の方法と原理について理解する。

5)歯牙移動の原理を理解する。

6)矯正診断をする。

7)矯正治療計画を立てる。

8)矯正治療の機材を理解し使用方法を習得する。

9)社会保障制度と医療制度の現状から合理的な医院経営と組織マネジメントを知る。

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

3 技術課題
1)腫脹・疼痛を生じさせない下顎智歯の普通抜歯をする。

2)腫脹・疼痛を生じさせない分割抜歯をする。

3)腫脹・疼痛を生じさせない埋伏歯抜歯をする。

4)歯内療法をする。

5)歯冠補綴物の形成をする。

6)ブリッジの形成をする。

7)補綴物を作成し装着する。

8月

1 知識課題
1)インプラントプレイスメントのデザインを理解する。

2)疑問点の学習

3)Nature抄読会

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

6)矯正装置装着のマネキン練習

3 技術課題
1)小帯切除をする。

2)歯根端切除・のう胞除去をする。

3)矯正治療を実施する。

9月

1 知識課題
1)知識課題の復習

2)疑問点の学習

3)Nature抄読会

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

6)矯正装置装着のマネキン練習

7)インプラント、スタンダードプレイスメントのマネキン練習

3 技術課題
1)矯正治療を実施する。

10月

1 知識課題
1)知識課題の復習

2)疑問点の学習

3)Nature抄読会

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

6)矯正装置装着のマネキン練習

7)インプラント、スタンダードプレイスメントのマネキン練習

8)インプラント、コンデンスによるプレイスメントのマネキン練習

9)インプラント、ソケットリフトによるプレイスメントのマネキン練習

3 技術課題
1)インプラント、スタンダードプレイスメントをする。

11月

1 知識課題
1)知識課題の復習

2)疑問点の学習

3)Nature抄読会

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

6)矯正装置装着のマネキン練習

7)インプラント、スタンダードプレイスメントのマネキン練習

8)インプラント、コンデンスによるプレイスメントのマネキン練習

9)インプラント、ソケットリフトによるプレイスメントのマネキン練習。

10)GBRのマネキン練習

11)PRPの採取のマネキン練習

12)インプラント、リッジエキスパンディングによるプレイスメントのマネキン練習

3 技術課題
1)インプラント、コンデンスによるプレイスメントをする。

2)インプラント、ソケットリフトによるプレイスメントをする。

12月

1 知識課題
1)知識課題の復習

2)疑問点の学習

3)Nature抄読会

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

6)矯正装置装着のマネキン練習

7)インプラント、スタンダードプレイスメントのマネキン練習

8)インプラント、コンデンスによるプレイスメントのマネキン練習

9)インプラント、ソケットリフトによるプレイスメントのマネキン練習。

10)GBRのマネキン練習

11)PRPの採取のマネキン練習

12)インプラント、リッジエキスパンディングによるプレイスメントのマネキン練習

3 技術課題
1)GBR、PRPを併用したインプラントプレイスメントをする。

2)インプラント、リッジエキスパンディングによるプレイスメントをする。

1月
研修協力施設にて入院症例および全身管理の実施研修

2月

1 知識課題
1)知識課題の復習

2)疑問点の学習

3)Nature抄読会

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

6)矯正装置装着のマネキン練習

7)インプラント、スタンダードプレイスメントのマネキン練習

8)インプラント、コンデンスによるプレイスメントのマネキン練習

9)インプラント、ソケットリフトによるプレイスメントのマネキン練習。

10)GBRのマネキン練習

11)PRPの採取のマネキン練習

12)インプラント、リッジエキスパンディングによるプレイスメントのマネキン練習

3 技術課題
1)診療精度を上げる。

3月

1 知識課題
1)知識課題の復習

2)疑問点の学習

3)Nature抄読会

2 技術練習課題
1)レジン充填マネキン練習(ClassⅡ、Ⅲ,Ⅳ)

2)咬合の理解を目的としたテンポラリークラウンの作成

3)各種縫合の練習

4)各歯種(抜去歯)におけるアクセスオープニングの練習

5)各歯種(抜去歯)における根管形成の練習

6)矯正装置装着のマネキン練習

7)インプラント、スタンダードプレイスメントのマネキン練習

8)インプラント、コンデンスによるプレイスメントのマネキン練習

9)インプラント、ソケットリフトによるプレイスメントのマネキン練習。

10)GBRのマネキン練習

11)PRPの採取のマネキン練習

12)インプラント、リッジエキスパンディングによるプレイスメントのマネキン練習

16 目標症例数

目標症例数は、本プログラム13の1)ー10)についてB判定以上かつ一症例以上とし、また、当該症例については、本プログラム11の内容を網羅した症例とする。

17 研修修了判

1)判定項目
本プログラム15において設定した項目

2)判定基準
判定項目に関わる1症例において、下記の評価基準B以上習得にて修了とする。但し、「患者様は研修医の成長のための実験台ではない。」という医療の還俗に従い、規定症例数に達しなかった場合は、ファントムを用いる等して修了判定を行う。

A 社会性を考慮し、科学的根拠に基づく治療を完了し、それを半永久的に維持できる。
B+社会性を考慮し、科学的根拠に基づく治療を完了できる。
B 科学的根拠に基づく治療を完了できる。
C 研修項目を期日までに実施した。
D 研修項目を実施しなかった。


研修歯科医募集要項

1 応募資格

1)第114回歯科医師国家試験を受験する者

2)歯科医師臨床研修マッチング協議会が行うマッチングに参加する者

3)歯科医師として豊富な知識と高い技術を獲得する意志を持つ者

4)次に該当しない者
・日本の国籍を有しない者
・成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む。)
・禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者、又は、その刑の執行猶予の期間中の者、その他その執行を受けることがなくなるまでの者
・過去に懲戒免職の処分を受けた者
・日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党、団体、その他の反社会勢力と関係を持った者
・医療従事者として不適切な行為(風俗店勤務、風俗店利用、刺青、等感染症罹患の危険を伴う行為)をした者

2 募集人数

2名

3 研修期間

研修開始年4月1日から翌年3月31日まで

4 研修施設

1)単独型臨床研修施設(11か月以上)     
 医療法社団添田グループ ハート歯科

2)研修協力施設(右記のうち1病院にて1カ月以内) 
海老名総合病院、藤沢市民病院、町田市民病院

5 処遇

職名
研修歯科医(常勤)

給与

基本給 150,000円/月
基本手当12,000円/月
皆勤手当8,000円/月
研修歯科医手当50,000円/月
(1次採用試験正解率80%以上)
30,000円/月
(1次採用試験正解率60-79%以上、2次採用試験正解率80%以上)
30,000円/月
(上記以外)
住宅手当30,000円/月
(通勤時間2時間以上の者が就職後伊勢原市に住む場合に支給)
能力手当自身で行った診療報酬の25%-250,000円/月
交通費全額支給(公共交通機関運賃を基本とし上限を20,000円/月とする。)
保険歯科医師国民健康保険加入
厚生年金加入
雇用保険加入
労働災害保険加入
歯科医師賠償責任保険
勤務日 年間240日(診療日+研修日 )
勤務時間8:00-12:00 13:00-17:00
休日 年間125日
有給休暇 10日/年(3ヶ月前に書面にて申請、ただし、勤続6か月目より)
学会出席 当施設が認める会に限り、有給休暇扱いとし参加費を支給する。
(認める会とは、原則として、非営利目的の団体が主催し、
講師のインパクトファクターの累積点が100以上の会)
健康診断年1回
白衣等 白衣2枚/年、手術着2枚/年を支給

*詳細は就労規則に明示

6 応募方法

ホームページ/採用と教育/エントリーシートよりご応募くださいませ。
*お問い合わせは、ホームページ/お問い合わせ、メール/info@soeda.or.jp、電話/0463-96-0808にて賜ります。

7 選考方法

見学

  • 見学では、説明会、診療見学、筆記試験のための勉強会、実技試験のための練習を行う。
  • 見学日決定後、見学前診療日までに、ホームページ/採用と教育/エントリーシートにてエントリー。
  • 見学終了後、見学時に指定された期日までに、所定の出願書類(下記)を郵送にて提出すること。

試験

  • 筆記試験(医療法人社団添田グループ臨床研修プログラム/13研修基本課題より出題)
  • 実技試験(マネキンにおけるレジン修復)
  • 面接(主に社会性について質問)

採用

  • 試験合格者とマッチング後に仮契約し第114回歯科医師国家試験合格後に本契約する。

<出願書類>

  • 採用申請承諾書(見学終了後に配布)
  • 採用申請書(見学終了後に配布)
  • 成績証明書(出身大学により封印されたもの)
  • 卒業証明書または卒業見込証明書(出身大学により封印されたもの)
  • 健康診断書(提出日12カ月以内に受診したもの)
  • 誓約書(見学時に配布)

*応募書類の返還は致しかねます。

<提出先>
〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24
医療法人社団添田グループ ハート歯科 臨床研修係

<提出期限>
研修開始前年7月31日

<試験日時>
8、9月の土または日曜日(見学時に指定)

<試験会場>
医療法人社団添田グループ ハート歯科 1階
〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24

<お問い合わせ/アクセス>
医療法人社団添田グループ ハート歯科 臨床研修係
住所 〒259-1132神奈川県伊勢原市桜台1-11-24
電話 0463-96-0808
ファクシミリ 0463-94-9848
Mail info@soeda.or.jp
URL http://www.soeda.or.jp

*お電話によるお問い合わせは、診療日の11:40から12:00までの間に限ります。

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